
建築から設備、施工管理まで、
オールマイティに
対応できる技術者に。
入社理由 REASON FOR JOINING
大学では意匠設計を専攻し、就活でも当初は設計の仕事を志望していました。ただ建物を作るだけでなく、完成後どのように管理されているのかイメージがなかったためビル管理の業務に興味を持ちました。調べていく中でビル管理は建築のみならず、設備をはじめ幅広い仕事を経験できることに惹かれました。当社は選考過程で将来のキャリア形成の話をしてくれるなど、親身な対応に惹かれて入社を決めました。
SUBJECT現在の仕事
ビルの長寿命化に寄与する建築工事のやりがい。
入社後、研修施設および管理物件での研修を経て、現在の部署に配属されました。担当は、管理物件の維持・補修のための建築工事。新たなテナントの入居に際しての内装工事、タイル(床)や外壁の補修、防水工事、防災に関する機器の設置工事等々、工事内容は多岐にわたります。仕事は、BM(ビルマネジメント)等から工事依頼が来ることから始まります。依頼された工事に対して業者を選定、その後現地調査し、工事計画を立案します。そして着工。工事中は完工に向けて現場を管理していきます。単に要望に応えるだけでなく、業務によっては、LED化や新しい材料の提案など、現場・環境を踏まえた計画・提案を行っていきます。所属するエンジニアリング部が担当する案件は、建物自体に与える影響の大きい工事が多いため、工事終了後、自身が行った工事が建物運営の一つのパーツとして機能しているのを見ると、とてもやりがいを実感します。また、私たちの工事の多くはビルの価値を維持・向上させ、長寿命をサポートするものです。スクラップ&ビルドではなく、ビルの命を繋いでいくことは、環境に優しい持続可能な社会の実現に貢献することであり、そこにもやりがいを感じています。

SUBJECT印象深いエピソード
入社1年目の外壁改修工事を通じて知った大切な視点。
入社して10ヶ月目。築30年の商業施設の外壁改修を担当しました。外壁に使っている素材によって異なりますが、外壁の寿命は10年と言われており、築年数を重ねるごとに劣化が進みます。改修には景観を保つという目的もありますが、剥落防止など安全性の確保のためにも改修工事は必要です。工事は、塗装や張替え、充填や注入による下地の部分的な補修など、多岐に及ぶ大規模なものでした。工事期間は11月から1月の年末年始。ここで問題が持ち上がりました。テナントは商業店舗が多く、年末年始はいわばかき入れ時です。改修工事は外壁をシートで覆いますから、景観は悪くなりますし、店舗は営業停止と思われかねません。そしてテナント側から、年末年始を外して欲しいという要請が入りました。また商業施設は住宅街にあり、周辺住民からも改修工事に不安の声が上がりました。しかし、スケジュールを動かすことはできません。私は入居しているテナント、周辺住民に丁寧な説明を続けることで、最終的にご理解を得ることができました。直接利用する方々と話をすることで、自分が行っている仕事は利用する人がいて成り立っているのだと改めて実感しました。1年目にして大切な視点に立つことができたと思っています。

SUBJECT将来の夢
社内外の多くの人から頼られる技術者を目指す。
現在入社2年目であり、まだ将来のキャリアビジョンは具体的に描けていません。私は新卒として初めて現部署に配属されましたが、どのような役割を果たせば部署に貢献できるのか、日々模索しています。また、痛感するのが知識不足。大学で学んだ設計の知識は業務の一部で活かすことができますが、建築工事は多様で奥深い世界です。私の所属する部署は、設備や建築など様々な経験を積んできた人が多いため、仕事を進める中で先輩方の知見を貪欲に吸収していきたいと考えています。憧れる先輩もいます。何を聞いても明確に答えてくれるスペシャリスト。その先輩のように、建築に軸足を置きつつも、ビルの工事のすべてに対応できる人材に成長したいと思っています。そのためにも挑戦したいのが、資格取得です。一級建築士の資格取得を皮切りに、電気工事士や施工管理技士など、資格取得の勉強を継続することで知識を蓄えていきたいと考えています。また私の仕事は単に工事を管理するだけでなく、協力会社やテナント、工事周辺の住民の方々など、多くの関係者と接する仕事です。そのため、コミュニケーションスキルも磨いていきたい。そして、社内外の多くの人から頼られる技術者を目指します。

1日のながれ A DAY'S FLOW
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08:00出社。メールチェック、スケジュール確認
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09:00案件の図面、条件資料の確認
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10:00見積作成
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12:00昼食
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13:30現地調査
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15:30帰社。工事説明用の資料作成
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16:30退社(フレックスタイム活用)。
オフタイム ONE'S FREE TIME
小学生から高校生まで野球を続けていましたが、大学4年生の時に父親の影響でゴルフを始めました。社会人になってから休日は、ゴルフを楽しむことが多いですね。月に1~2回、グリーンに出向いています。
